棟梁のスゴ技!
内尾で建築中のT様邸に行ってきました。
玄関ドアを開けると個性たっぷりの柱がお出迎え・・・。そして、中に入ると可愛いお家のニッチがありました。当社の施工例をご覧になられたお施主様からのリクエストだそうです。リビングにちょっと目を引くお家が建っています。煙突は、まだこれから設置する予定・・・と棟梁がチョコンと置かれました。
そして、階段の上り口の両脇には、丸太の柱がドーーーンと構えています。
よーーく見てみると階段にぴったりそぐう形で納まっています。これは、事務の私が見ても加工の大変さが一目瞭然でした。丸いものに三角のものがキッチリとはめ込まれていると言うか、何と言うか…。お客様が柱選びで、選ばれたコダワリの柱…刻みに失敗する訳にはいきません。考えただけでも緊張してしまいます。
ですが、さすが熟練棟梁のスゴ技ですね。こんなにもキレイに、そしてピッタリと納まっています。写真では、上手く伝えきれないのが残念ですが、現場をみると、細やかな仕事を色々と見ることができます。
入社前は、大工さんって造ることが好きで、力持ち…そして、へんこつ(大工さんが見たら怒られそうですが…)というイメージだったのですが、これが大間違い!!
造ることが好きで、力持ちまでは合っていると思いますが、木の城の棟梁たち・・・皆さんとっても優しいです。現場に行って色々と尋ねてもわかりやすく丁寧に教えて下さったり…毎日、現場に通われて棟梁と色々お話されるお施主様もいらっしゃいますが、現場のことを聞くと事務員にもわかりやすいように教えてくれるので、木の城の建築中の現場は、いつでも見学OKですので、わからないことがあれば、是非、聞いてみて下さい。
何十年、木を刻んできても、やはり神経を集中させて行う刻みの作業は緊張が走るみたいです。
自分の仕事に誇りを持っているから、妥協は一切しない。どの仕事でも通ずることだと思いますが、現場でそういう仕事を見ると私自身も身が引き締まります。
3月完成のT様邸…アスレチック空間もある遊び心たっぷりの家・・・今から完成が楽しみです。 本日も blog訪問ありがとうございます。 by スタッフH