岡山でこだわりの木造住宅は、本来「木」の性質を活かした家づくりです。

スタッフのブログ

なぜ檜がいいのか?

先日木材のことを調べていましたら、檜について詳しく書かれていたので、今日は、当社の家づくりの要、檜についてご紹介します。

日本書紀には、「スギとクスノキは舟に、ヒノキは宮殿に、マキは棺に使いなさい」と書かれています。ヒノキは古くから宮殿建設用として最適で最高の材となることが知られていたのです。「ひのき」という名の由来は「火の木」の意味で、古代に火おこしに使われたという説と、尊く最高のものを表す「日」をとって、「日の木」という説もあります。

推定樹齢1000年のヒノキ

☆ヒノキは建築材として世界トップレベル

ヒノキは仏閣や神社を建てるための木材として古くから用いられて来ました。ヒノキは伐採してから200年間は強くなり、その後1000年かけて徐々に弱くなると言われています。実際にヒノキで建てられた法隆寺や薬師寺の塔は1300年経った今も維持されています。

このことから、現在、法隆寺で使われている木(1300年前のヒノキ)は、伐採時とほぼ同じ強度と言えます。

全国各地の寺院の修理・改築を行っている小川三夫氏は「1300年経ってもヒノキを削ればよい香りがするし、使うこともできる。」と言われています。

ヒノキは木材として耐久性や保存性が世界最高レベルなのです。

ヒノキは伐られてから強度が2~3割増す。伐られたときから何百年もの第2の生が始まる。

☆ヒノキの香りにはアロマ効果がある

ヒノキ材は仕上がると、美しい光沢とともに、やさしい雰囲気を持っています。また、特有の芳香があり、ヒノキ風呂、ヒノキ酒器など、ヒノキの香りは多くの人々に好まれています。香りの成分は、アルファピネン、ボルネオールという有用な物質が多く含まれていることが分かっています。そのため、まな板などキッチン用品などに用いられることが多いようです。

工務 O↗NO

 

 

Leave a comment|2018年10月10日

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