岡山でこだわりの木造住宅は、本来「木」の性質を活かした家づくりです。

スタッフのブログ

木の調湿作用

堀南の事務所では、木の調湿作用を目で確認できるように、

パン実験をしています。

お部屋の状況を再現した水槽に無添加のパンと水を入れたコップを入れて、放置しておくと、パンにどのような変化があるかを観察しています。

※これから下は、お食事時間はさけてご覧ください。

 

下の写真は全て、8/21に実験を開始して、昨日(8/28)に撮影したものです。

 

先ずは、新建材【クロスと合板(薄い木を接着剤で貼り合わせて、木目を印刷したシートを貼ったフロア材)】の水槽

アパートに多いお部屋の仕様です。

パンの全面至る所に緑色のカビが発生しています。

更に、パンの端からフロアーにカビ菌が糸状になって伸びています。

 

次は、木の城の標準【無垢の床材と桧の腰板とクロス】の水槽

約50%が無垢の木になっています。(ガラス面を除く)

パンの表面に薄く緑色のカビが生えてきています。

 

最後に、オール無垢の木(ガラス面を除く)の水槽

まだ、カビは生えてきていません。

 

同じ条件で同じ期間経っているのに、この差!

カビが増殖する要因は「温度(約20~40℃)」「湿度(約70%以上)」「栄養源」の3大条件が揃うときです。

「温度」と「栄養源」は3つとも変わりません。

違うのは、「湿度」だけ!

実験結果を見ると、無垢の木を使う量が増える程、カビが生えにくくなっています。

普段、目には見えないですが、無垢の木の調湿作用って結構スゴイです。

事務:T

木の調湿作用 はコメントを受け付けていません|2023年8月29日

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