岡山でこだわりの木造住宅は、本来「木」の性質を活かした家づくりです。

スタッフのブログ

スマートハウス

先日、広島で行われたYKK APさんのAPWフォーラム&プレゼンテーション2012に工務の方と行ってきました。

はじめにYKK APさん、TOTOさん、DAISANさんの3社合同のショールームに行きました。

画像は単板ガラス、複層ガラス、Low-e複層ガラス(←当社標準)のガラスに電球で熱を当てた場合の断熱効果を調べるものです。

新商品や玄関ドアの新色などもあり、ショールームの方に説明して頂きました。

TOTOさんも新商品が出ていました。

まずTOTOといえば便器を想像される方が多いと思いますが、今回新商品はキッチンです!

このキッチン、女性は特に良さが分かると思います。

例えば麺類やおひたしなど、湯掻いて水で浸すときなんか、両手がふさがって蛇口をひねれないなんてことよくありますよね。

そんな悩みを解決するのが今回の商品です。

なんと足元にもスイッチがあり、ON.OFFができるのです!

それも約30cm程の幅があるので、スイッチを外す心配もありません!

もちろん手動でも出来ます♪

ご家族が多かったり、働かれている奥様にとっては料理の時間短縮になる便利な機能ですよね!

その後昼食をとり、いよいよセミナーの始まりです!

住宅技術評論家の南雄三氏が講師としてお話して頂きました。

省エネ・スマートハウスに対して国がどんどん補助金や推進をしていますが、はっきりとした省エネ、スマートハウスという定義は以前までありませんでした。

今回の講演で知ったことはQ値(熱損失係数)についての正しい知識です。

Q値とは、簡単に言うと家の中で出来た熱(冷暖房など)がどれだけ外部に逃げるか。という数値です。

つまり数字が大きければ熱は逃げている。小さければ熱は留まっている。という状態です。

国が定めた地域区分があり、区分によって定めた数値が違います。その区分の数値をクリアしていれば断熱性能が高い、省エネな家!という定めです。

ただ、数値だけに意識がいきすぎてはいけません。

Q値には日射量は含まれていません。

日本も狭いようで広いので、同じ値でも日射量が違うとそのぶん熱を取る力も強くなります。

そのため、定められた数値をもっと下回ることで、本当のスマートハウスになると南氏はおっしゃられていました。

そのためにもっとも大事なのが、冒頭にもある、『窓』なのです。

一般的な住宅での熱損失量が一番多いのは天井・壁・床、換気でもなく窓です。

更に複層ガラスで53%の損失。単板だとおそらくもっとでしょうね…。

ただ窓を変えるだけでも数値は大きく変わります。

複層ガラスから、プラスチック+Low-eガラスにするだけで23%下がる30%になるのです。

岡山県内でも気温の差が大きくありますよね。

気候や場所にあったスマートハウス造りをしていきましょう。

簡単にまとめすぎたので、またわからないことは勉強会などで聞いて下さいね♪

最後に、今回お誘い下さったYKK AP様、送迎して下さった松田ガラス様。

ありがとうございました。 

                                           木村

Leave a comment|2012年12月1日

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