岡山でこだわりの木造住宅は、本来「木」の性質を活かした家づくりです。

社長のブログ

見えない所に工夫がいっぱい!!

熊本地震で築3~4年の家が倒壊した原因を調査した本を読むと、万一耐力壁が1~2ヵ所壊れると、二度目、三度目の強い地震が来た時に耐えることができずに倒壊するとありました。

当社の家でも、本にあるように、もし耐力壁が1~2ヵ所壊れると弱くなっていたと氣付き、今まで窓や開口部のある所は耐力壁にすることができなかったのですが、そこへ二重、三重の梁を入れて補強するようにしました。

さらに、地震の力を吸収するために制震金物を取り付け、建物の倒壊を防ぐ構造を推奨しています。

帯高で建築中の家は、二重、三重の梁、そして制震金物を設置しています。

建築に詳しくない人でも実物を見て納得していただけます。

5月の構造見学会の現場だったので、ご来場いただきたお客様は、完成してからは見えない所の建材の数量、質、施工の丁寧さこそ、とても重要でお金がかかることを理解していただけたと思います。

また、このお家の外壁は、1階が焼板貼り、2階が漆喰塗りで仕上げる伝統の和風造りです。

また、玄関ホールには、1枚板(4.5m×1.5m)で仕上げた、最高の空間が完成します。

完成をお楽しみに!!

Leave a comment|2018年5月29日

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