思い入れのある家をリフォームをして住み継ぐ







断熱改修でかなえた ワンフロアがつながる大空間
リフォームのきっかけは、Jさんがまだ小学生だった頃、ご両親が「木の城いちばん」で建てた二世帯住宅。時が経ち、この家を売りに出す話が持ち上がったが、思い入れのある家と地域であることから一世帯用の住まいへとリフォームし、Jさんご家族が住み継ぐことを決心。
リフォーム後の暮らしについて、元々は家の中央に廊下が延び、左右に部屋が配置された昔ながらの間取り。家の構造を調べた上で、耐震面において問題のない柱と壁を取り払い、1階が全てつながる大空間を実現。基礎部分など家の現状を把握することで安心と安全の確保ができたこと、隅々まで細やかな断熱施工ができたことも、ご提案したスケルトンリフォームの魅力です。Jさんは、受け継いだ家に家族の笑顔があふれる喜び、そして思い出がこれからも紡がれていくリフォームの価値を感じながらご家族でゆったりと暮らしていきたい。とのお声を頂きました。
OUTLINE
- 倉敷市田ノ上 J様邸
- 施工内容/ リフォーム面積:134.30㎡(40.62坪)
- ご家族構成/ ご夫婦、子ども2人
- 築年数/ 築28年
- お住まい/ 一戸建て
- 工期/ 5ヶ月
BEFORE
元の間取りを生かしつつ、取っても問題のない壁や柱を無くして広々とつながりのある住空間へ。
AFTER

子どもの工作や学校のプリントなどを貼れるよう、マグネットが付く「タカラスタンダード」の「エマウォール」を採用。空間をより広くするために移設した階段を「ストリップ」階段にすることで、開放感を高めた。壁に本棚を埋め込むことで、部屋の広さはそのままに収納を確保。
BEFORE

経年により古びた印象の外壁 元はベージュを基調とした洋風の外壁。
AFTER

家の形はそのままに外壁と屋根を黒に塗装することで、白のサッシが際立つ現代らしくかっこいい印象に。全ての窓にペアガラスの内窓を設置。壁と屋根裏には硬貨ウレタンフォームの吹き抜け断熱を施工。